取締役が300人の会社?

夏の甲子園は前橋育英高校が初出場で初優勝。
本当におめでとうございます。
川崎駅の会社設立に強い司法書士:児島です。

夏の甲子園が終わると、もうすぐ夏も終わりだなぁという感じがします。
1年はあっという間ですね。

さて、今日はちょっと気になるニュースを見かけたのでご案内。

ニート300人集まって会社設立へ 全員が取締役に (朝日新聞デジタル)

日本全国のニート(NEET)が集まり、全員が取締役に就任、つまり雇用されない事業主となって、既成概念や常識に一切縛られない自由で新しい事業主集団(株式会社)をつくります。そして、様々なワークショップや実践的な事業トライアルを通じて理想のビジネススタイルやワークスタイルを模索・追求していくプロジェクトです。(NEET株式会社(仮称)サイトより引用)

内容については詳しくわからないので触れませんが、会社設立にかかわる司法書士として気になるのが、希望者は「全員取締役に就任」という点です。

会社法上、組織形態によっては「取締役が3名以上いなければならない」というような下限に関する規定はありますが、定款で定めない限り、「取締役は●名以内でないといけない」というような上限に関する規定はありません。

したがって、約300名が全員取締役に就任する、ということも理論上は可能、ということになります。

では、そもそも取締役とは会社にとってどのような存在なのでしょうか。

取締役会を設置するのかどうかによっても若干変わってきますが、取締役は会社の業務を執行する権限を持つと同時に、さまざまな義務・責任を負います。

それだけの人数で会社をどのように運営していくのか、非常に気になります。

何をするにしてもさまざまな書類への捺印作業やチェックが大変だろうなぁと、司法書士的な目線では単純に想像してしまいます(笑)

事業内容やビジネスモデルも未定とのこと。

おそらく過去に例のない試みだと思いますので、会社運営は困難を極めるものと思いますが、気になりますのでその成り行きを注意深く見守っていきたいと思います。

 

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